最近、ニュースでよく聞くWeb3（ウェブスリー）。実は私も、今の仕事を辞めて新しいスキルを身につけようと思い、思い切って1万円の教材を購入して勉強を始めました！
最初は『難しそうでついていけるかな？』と思っていましたが、調べてみると私たちの生活を大きく変える可能性にワクワクしています。
この記事では、私が学んだWeb3の基礎知識を、専門用語を使わずに世界一わかりやすくまとめてみました。
Web3.0（ウェブスリー）とは何か？一言でいうと「分散型インターネット」
Web3.0を一言で表現するなら、「大企業が管理していた情報を、個人の手に取り戻すインターネット」のことです。
これまでのインターネットは便利でしたが、私たちの個人情報やデータのほとんどは、GoogleやApple、Facebook（Meta）、Amazonといった一部の巨大企業（GAFAM）のサーバーに集中していました。
しかし、Web3.0の世界では、特定の管理者が存在しません。「ブロックチェーン」という技術を使うことで、私たちユーザー自身がデータを管理・所有できるようになります。これを「データの民主化」とも呼びます。
インターネットの進化の歴史：Web1.0からWeb3.0へ
Web3.0を理解するには、これまでの歴史を振り返ると非常にわかりやすくなります。
Web1.0（1990年代〜2000年代半ば）：閲覧だけの時代
インターネットの黎明期です。
-
特徴: 「読む（Read）」だけ。
-
状態: 企業や一部の詳しい人が作ったホームページを、ユーザーが見るだけの一方通行の時代でした。情報の送り手と受け手がはっきりと分かれていました。
Web2.0（2000年代半ば〜現在）：参加する時代
スマホやSNSが普及した、今の私たちが利用している時代です。
-
特徴: 「読む（Read） ＋ 書く（Write）」。
-
状態: Twitter（X）やInstagram、YouTubeなどで、誰もが情報を発信できるようになりました。双方向のコミュニケーションが可能になりましたが、そのプラットフォームとデータは巨大テック企業（プラットフォーマー）が独占的に管理しています。
Web3.0（これから）：所有する時代
そして今、始まろうとしている新しい時代です。
-
特徴: 「読む ＋ 書く ＋ 持つ（Own）」。
-
状態: ブロックチェーン技術により、プラットフォームに依存せず、デジタルデータを「自分の資産」として所有できるようになります。
Web3.0を支える核心技術「ブロックチェーン」
Web3.0を実現するために不可欠なのが「ブロックチェーン」です。 これは、インターネット上の取引データを、世界中のコンピューターに分散させて記録する技術です。
-
改ざんが不可能: データが鎖（チェーン）のように繋がっており、一つのデータを書き換えるには世界中の全データを書き換える必要があるため、実質的に不正ができません。
-
管理者が不要: 銀行のような「仲介者」がいなくても、プログラムが自動で正しく取引を処理します。
Web3.0の代表的な4つの特徴・キーワード
Web3.0の世界を構成する、重要なキーワードを4つ解説します。これらを知っているだけで、ニュースの見方が変わります。
1. 仮想通貨（暗号資産）
Web3.0の世界で使われる「お金」です。円やドルのように国が管理するのではなく、ブロックチェーン上で管理されます。送金の手数料が安く、世界中どこへでも瞬時に価値を移動できます。
2. NFT（非代替性トークン）
「デジタルデータに所有権証明書をつける技術」です。 これまで、デジタル画像や音楽は簡単にコピーできましたが、NFTにすることで「これは世界に一つだけの本物です」と証明できるようになりました。これにより、デジタルアートやゲームのアイテムに資産価値が生まれています。
3. DAO（分散型自律組織）
「社長のいない会社」のような組織です。 トップダウンで指示を出すリーダーはおらず、参加者全員が投票権（トークン）を持ち、組織の方針を決めます。同じ目的を持った世界中の人々が、ネット上で協力してプロジェクトを進める新しい働き方です。
4. DeFi（分散型金融）
「銀行のいらない金融サービス」です。 銀行などの仲介者を挟まず、プログラム（スマートコントラクト）だけで、お金の貸し借りや資産運用を行います。人件費や店舗コストがかからないため、一般的に銀行よりも手数料が安く、金利が高い傾向にあります。
Web3.0がもたらすメリットと将来性
なぜ今、世界中がWeb3.0に注目しているのでしょうか？そこには大きなメリットがあります。
プライバシーが守られる
Web2.0では、サービスを使うために氏名、住所、電話番号などを登録する必要がありました。Web3.0では、多くのサービスが「ウォレット（デジタル財布）」を接続するだけで利用できます。過度に個人情報を提供する必要がなくなるので、プライバシーが守られるのです！
サーバーダウンのリスク分散
特定の企業のサーバーに依存しないため、「Googleが落ちたから何もできない」「通信障害でサービスが止まる」といったリスクが激減します。
新しい経済圏（クリエイターエコノミー）の誕生
仲介手数料（中抜き）がなくなることで、クリエイターやアーティストが正当な報酬を得やすくなります。例えば、ゲームをして稼ぐ（Play to Earn）や、歩いて稼ぐ（Move to Earn）といった、新しい稼ぎ方も登場しています。
Web3.0の課題と注意点
もちろん、夢のような話ばかりではありません。発展途上だからこその課題もあります。
-
法整備が追いついていない: 税金の計算が複雑だったり、トラブルが起きた時の法律が未整備だったりします。
-
自己責任の世界: パスワード（秘密鍵）を忘れると、誰も助けてくれません。資産を失うリスクと常に隣り合わせです。
-
詐欺のリスク: 新しい技術には詐欺がつきものです。正しい知識を持っていないと、資産を奪われる可能性があります。
まとめ・今後の展望
18年ほど前だったか、日本のマーケッターの第一人者として活躍している神田昌典先生の話で、「これからの時代は、幕末から明治維新よりも、もっと世の中が変わる！」その言葉が現実になるのを目で見、体感することになるだろうと、WEB3.0に特化した教材を購入しました。
WEB3.0を深く学び、実際にNFTに触れたりして、その体験をこのブログで発信していこうと思います。
WEB3.0という新しい世界観で、今まで以上に自由な生活ができるのではとワクワク感が止まりません！
まだまだ未知数ですが、生まれたての赤ちゃんを抱っこするような気分で、皆さんと一緒に未来を育めたらと思います！
コメント